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社員が辞める本当の理由シリーズ、第３段です。これまでの２回で以下の理由をあげました。
第１理由
・勉強にならない
・未来が見えない
・上司が嫌い
第２理由
・居場所がない
・仲間感がない
この２つを乗り越えることで、企業は一気に発展していきます。小さな会社なら、どんどん人が増えたり、今まで来なかったような人が、入社の面談にきて、なんと入社してくれる。売上予算も達成され最高の状態になる。まさに、経営者として最高の状態である。
ここで部下から、目標も十分に達成されているので、売上予算のノルマを辞めたい。目標をそこまで高くしなくても良いのでは。一気に成長したが、ここからはペースを落としては、と言う声が聞こえてくる。
この時、頑張ってくれた社員のために、経営者が売上予算のノルマを辞めよう。成長スピードを落とそう。と社員に優しい施策を行ってしまうが、第３の辞める理由である。
・目標、ノルマを無くす
この施策で、一旦社員たちは喜んで、社長は自分達の事を考えてくれていると、良い方向に進んでいるように見えるが、大きな罠である。その後、目標達成をしてきた事、会社の成長を実感する等で、モチベーションを高めていた社員達は、次第に目標がない、目標が低いことで、達成感や成長を感じる事ができず、仕事がつまらなくなってしまい、モチベーションが下がっていき、そして、会社を去っていく。この時に、辞めていくのはエース格である。会社は一気に傾き始める。成功した後に、もう一度、第１の理由の発生である。
３回のシリーズで、社員が辞める本当の理由を書いてきた。これを読んだ経営者の方、管理職の方は、この罠に嵌らないように、意識してほしい。もっと気になる方は、ビジネス教室に足を運んで学んで欲しい、今日も宣伝で終わります。