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教育力④

教育の注意点

· プロジェクトリーダの話

教育する時の注意点

3つの教育指針を説明してきました。

それに加えて、この3点を教育時に注意してほしいです。

 

1)指導とは、自分の価値観を押し付けることではない。

自分を物差しにしない。自分の常識(レベル)を常識と考えない。

⇒求めるレベルが高すぎると乗り越えられない場合がある。(人による)

⇒求めるうレベルは常に気にしながら、調整する。

 

2)イライラしない。感情のまま話さない。

ヒステリックに怒らない

イライラしない。八つ当たりしない。

バカにしない。けなさない。脅さない。

⇒部下が仕事ができないのは「課題」でしかない。

 

3)やれないままを放置しない。

あきらめない。嘆かない。見捨てない。無視しない。

⇒底上げが上司の役目。部下を見捨てる権限はない。

 

この3つの中で、教育する時に一番難しいのが1)の自分の価値観を押し付けることではないということです。

この意識をもてるかどうかが、後の2つのことが実行する上でのカギとなると思います。

 

自分の価値観を押し付けると、イライラするし、感情的になります。

そして、やれないままを放置してしまいます。

 

この部下は、会社を辞めてしまうと思います。

その部下だけが辞めるなら、まだいいかもしれません。

 

イライラした姿や、放置された社員を見ると次は自分がなるかもしれないと思います。

職場の雰囲気もどんどん悪くなってきてしまいます。

 

人間関係作りでも話にでましたが、部下は異なる考え方を持っていますが、仲間です。

この注意点を守れば仲間として接することができます。

 

教育だけではなく、人間関係つくりの観点からも注意をお願いします。