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人間関係作り②

嫌いな、ムカつくメンバーも愛そう

· プロジェクトリーダの話

リライト1(2018/11/22)

 

「嫌いな、ムカつくメンバーを愛そう。」なんて言われても難しい。不可能だと思う人がほとんどだと思います。これは人間だから、しょうがないですよね。

 

同じ価値観を持っている人だけの組織のために、3,4人ぐらいなら集めるのは、可能かもしれませんが、同じようなメンバーを10人以上を集めるって不可能ですよね。

 

社長の想う未来を創るため、たくさんのお客さんに喜んでもらう事は、たぶん10人以下ではできないですよね。もっとたくさんのお客さんに喜んで欲しいという想いがあるなら、これはもう仕方ないですね。もう、嫌いな人やムカつく社員と付き合っていくのを楽しむしかないです。最初にも書きましたが、みんなを同じように好きになるなんて人に無理ですからね。

 

例えば、ソーシャルスタイルという人の性格を4つに分類方法があります。簡単に分けるやりかたでも、4種類もあるんです。気になる方は、ソーシャルスタイルで検索すると出てきますし、本も出版されています。組織コンサルでは、ライオン、サル、キツネ、ヒツジの動物占いみたいなもので例えたりします。本では、ライオン(織田信長)、サル(豊臣秀吉)、キツネ(明智光秀)、ヒツジ(徳川家康)。歴史好きな方なら、こちらの方がイメージしやすいかもしれませんね。

 

サルさんは感覚派と言われていて、ワクワクすることが大好き。キツネさんは思考派と言われていて、理論や事実を大切にして、メリットがあることが大好き。この二頭が対極にあり、性格的に合わないと言われてます。

 

もう一方で、ヒツジさんは、協調派と言われていて、人を支援するのが大好き。みんなの為になるならと力を発揮する。最後がライオンさんは、行動派と呼ばれていて、難しい問題を解決するのが大好き。

 

社長さんはライオンさんが9割と言われてます。羊さんのような、人を支援するタイプ決定するまで時間がかかったりと、ライオンさんと相性が悪かったりします。でも、仲間想いの羊さんがいることはチームの仲間意識が高まり大切な存在です。

 

欧州の会社の例ですが、社員のソーシャルスタイルを把握しておいて、

プロジェクトチームを組むときに、この4種類の性格の意図して混ぜるようにしているそうです。

一種類だけの性格の人たちでのチームより、この方がパフォーマンスが高いことが知られています。

 

部活の例で例えさせてもらうと、甲子園を目指しているチームが、全員気の合うメンバーだけにして、合わない人間は部活を辞めてもらう。なんて、話はきかないですよね。

 

むしろ全国から集められているメンバーがいて、いろんな性格の人が当然います。それぞれのメンバーで気があったり、合わなかったりするわけですけど、そういうメンバーが集まっているからこそ、強いチームができているんですね。だから、勝つためには、それが最善なんだと思います。

 

全員で勝つために、いろんなメンバーがいることを楽しんで、仲間、チームとして勝つことを選ぶのが良いと思います。