サイトへ戻る

未来の日報ー交換日記型から内省型へ

· 目標達成日記の話

日報の主な役割は、①「上司が部下の状況を把握するため」、②「社員自身が仕事の状況を把握するため、③「社員が成長するため」と言われています。

 

 

私の日報の思い出を振り返ると、10年以上前の新入社員時代を思い出す。入社後の一年間の研修期間は日報が義務づけられていた。

 

 

日報には、業務に対する、所感、質問、製造技術部門配属だったので現場改善案等を書いていました。業務終了前の10分ぐらいで書いていたと記憶している。

 

 

この日報を書くのがとにかく大変だった。何か質問しないといけないし、所感も書かないとならないし、改善案も書かないといけない。その為の何かを発見しないといけない。何かないか、何かないか、何か昨日との変化がないかと頭をぐるぐる回転させていた。学びのある時間が使えていた。

この提出した日報に対して、現場実習時は現場の担当者から、現場実習以外は配属先の指導員から質問への回答や所感等への感想などが書かれていた。これって交換日記みたいだなあと想いながらやっていたのを思い出す。

 

 

現場担当も指導員もちゃんと書いてくれていて、入社した頃の自分にとってはすごく良いものだったと記憶している。コミュニケーションが取れ、返事に何が書いているのか読むのが朝の楽しみだった。このお返事が楽しみだったから、頭をぐるぐる回転させていた。

この時の日報は、目的の①②③の全部が満たされていた。わたし自身にとってはメリットしかない日報生活だった。

 

 

その一方で、書いてくれていた先輩方は大変だったと思う。定時後に提出されたものを翌朝に返却してくれている。どう考えても残業しなければならないし、数人分を全部書くだけで大変だ。質問にも調べなければ答えられないものもあったかと思う。

 

 

2年目から、この日報が無くなってしまうのは必然だと思う。あんなにびっしりと書いていたら、上司は完全に疲弊してしまう。限られた期間で終わりが見えているので、やりきることが出来ていたのだと思う。この一年で密着して鍛えてしまう。そんな日報の活用だったのだと思う。

この日報(交換日記型)はすばらしいが上司の負担の重さが最大のネックになっている。前職の会社はあえて2年目以降はやらないという選択肢を取ることで良い成果を上げていたのだと思う。

しかし、一般的に日報とググると不要である。形骸化しているという記事がたくさん見つかる。その理由が、①上司が見ていない。②部下も見ていない。③日報の時間負荷が高い、などである。

 

 

まあ、そうだろうと思う。交換日記型の従来の日報はとてつもなく上司の負担を強いる。昭和の時代に比べて、上司の仕事の負荷も多くなり、対応することは困難だろう。

 

 

この従来の交換日記型日報に対し、内省型(目標達成日記(日報))が②「社員の自身の把握」③「社員の成長」の役割を引き継ぎ、社員の成長を社員自身で促すことができる。①の部下の状況の把握のための日報機能を省くことで、日報の形骸化を防ぐことができる。

社員が自分自身のために書き、自分自身で内省して、成長する。これが新しい日報を活用した人材育成の形である。この仕組みで、社外の人材育成担当として、3年間の継続支援で、社員を別人に変えて、会社の発展に貢献することを目論んでいる。

 

個人個人で日記を書いて自己実現することも出来るので、挑戦してみて欲しい。

日報の主な役割は、①「上司が部下の状況を把握するため」、②「社員自身が仕事の状況を把握するため、③「社員が成長するため」と言われています。

私の日報の思い出を振り返ると、10年以上前の新入社員時代を思い出す。入社後の一年間の研修期間は日報が義務づけられていた。

日報には、業務に対する、所感、質問、製造技術部門配属だったので現場改善案等を書いていました。業務終了前の10分ぐらいで書いていたと記憶している。

この日報を書くのがとにかく大変だった。何か質問しないといけないし、所感も書かないとならないし、改善案も書かないといけない。その為の何かを発見しないといけない。何かないか、何かないか、何か昨日との変化がないかと頭をぐるぐる回転させていた。学びのある時間が使えていた。

この提出した日報に対して、現場実習時は現場の担当者から、現場実習以外は配属先の指導員から質問への回答や所感等への感想などが書かれていた。これって交換日記みたいだなあと想いながらやっていたのを思い出す。

現場担当も指導員もちゃんと書いてくれていて、入社した頃の自分にとってはすごく良いものだったと記憶している。コミュニケーションが取れ、返事に何が書いているのか読むのが朝の楽しみだった。このお返事が楽しみだったから、頭をぐるぐる回転させていた。

この時の日報は、目的の①②③の全部が満たされていた。わたし自身にとってはメリットしかない日報生活だった。

その一方で、書いてくれていた先輩方は大変だったと思う。定時後に提出されたものを翌朝に返却してくれている。どう考えても残業しなければならないし、数人分を全部書くだけで大変だ。質問にも調べなければ答えられないものもあったかと思う。

2年目から、この日報が無くなってしまうのは必然だと思う。あんなにびっしりと書いていたら、上司は完全に疲弊してしまう。限られた期間で終わりが見えているので、やりきることが出来ていたのだと思う。この一年で密着して鍛えてしまう。そんな日報の活用だったのだと思う。

この日報(交換日記型)はすばらしいが上司の負担の重さが最大のネックになっている。前職の会社はあえて2年目以降はやらないという選択肢を取ることで良い成果を上げていたのだと思う。

しかし、一般的に日報とググると不要である。形骸化しているという記事がたくさん見つかる。その理由が、①上司が見ていない。②部下も見ていない。③日報の時間負荷が高い、などである。

まあ、そうだろうと思う。交換日記型の従来の日報はとてつもなく上司の負担を強いる。昭和の時代に比べて、上司の仕事の負荷も多くなり、対応することは困難だろう。

この従来の交換日記型日報に対し、内省型(目標達成日記(日報))が②「社員の自身の把握」③「社員の成長」の役割を引き継ぎ、社員の成長を社員自身で促すことができる。①の部下の状況の把握のための日報機能を省くことで、日報の形骸化を防ぐことができる。

社員が自分自身のために書き、自分自身で内省して、成長する。これが新しい日報を活用した人材育成の形である。この仕組みで、社外の人材育成担当として、3年間の継続支援で、社員を別人に変えて、会社の発展に貢献することを目論んでいる。

個人個人で日記を書いて自己実現することも出来るので、挑戦してみて欲しい。