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日記を挫折させる最初の罠。

· 目標達成日記の話

日記を書き始めると日々の気づきが多くなる。良い行動したことに気づくようになる。今の行動よかったなあ。そんな気分になった時は、良い行動が出来た自分を褒めてあげよう。

 

その後に、悪い行動に気づくことが増えてくる。意図的、意図的ではないにしろ自分の悪い部分を見ないようにしてきた人にとって、かなり辛い状況になる。これは目標に向かっているからこそ感じる成長痛であるが、そうは言ってもつらいものは辛い。こんなに辛いなら、もう日記を書きたくないという気持ちになる人もいる。

この悪い行動を直そうとすればするほど、更に辛くなってくる。

実は、行動を直そうとすることは直すのに効果が小さい。むしろ直そうとその行動を我慢すると、ストレスが溜まり、かえって反対の行動をしてしまうことは良く知られている。

行動を直す時に重要なのは認知するだけで良い。例えばスマホを見ることに依存している人はスマホを見ないようにと我慢すると反動で余計に見てしまうし、ストレスも大きくなる。だから、意識せずスマホを見ている事に気づいたら、今スマホ見ていると自分で認知するだけでよい。特に用事がなければ一旦しまう。これで少しづつだけど直ってくる。

目標達成日記も同じで、悪い行動は日記に書くことで日記帳に置いてくるイメージで書いて欲しい。ここで、いかにして悪い行動を直すためにどうするかを悶々と考えると眠れなくなるし、本当に嫌になってしまう。
 

この克服が日記継続のカギとなる。

私がいつも頑張れない人ほど日記を書くのに向いているというのは、自分もそうであったが頑張れないのが通常なので、悪い部分を見つけても無理に直したいと思うパワーがほどよく無いので、認知で止まることが自然に出来てしまう人が多い。ある程度継続していると、ダメな頃より普通になる頃に日記が定着しているので挫折率が低くなるのかもしれない。これは推測であるが。

真面目な人や、完璧主義的な気持ちを持つ人は、日記に悪い行動を置いてくるだけでは感情が収まらない人はA4の紙などに、自分の気持ちをどんどん書いていく事で、気持ちを落ち着かせることおが解決策となる。

日記を継続して自分が変わったと実感して欲しい。。