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ググって答えを教えない、子供と一緒に考える生活

· 講師の日常

 

「なんで?」
「なんで?」
「なんで?」

 

3才時と接した事のある人なら、あーあれかと思う人もいるかと思います。まさに、今なんでなんで攻撃を受けている人もいるかもしれません

 

この時期に、子供の考える力の土台がつくられると考えています。疑問に思って興味関心を持った時に、どのような対応するかが経験値として蓄積されていくからです。その度に考える子供と考えない子供では、考えるという経験が飛躍的に差がついていきます。

 

地頭が良いとか言われているのは、生まれた時に与えられた頭というより、幼少期から十分に脳が鍛えられているかどうかの差ではないかと予想しています。

 

このなんでなんでの時期はポジティブに捉えると、ボーナスタイムだと自分は考えています。後々に高い塾代を払ったり、教育費を払うより、この時期に良く鍛えておけば、自動的に考える人に育

って勝手に頑張るんではないかと思っています。

 

話はそれてしまいましたが、「なんで?なんで?」への対応を考えていこうと思います。

このなんでなんでへの対応は3通りぐらいあるかと思う。

 

①無視する、適当に答える
最初は、こんなことをする親はダメだと思っていましたが、実際の当事者になったらめちゃくちゃわかります。共感しかないです。

 

適当に答えたくなります。だって、何か答えても、さらにエンドレスでそれはなんでと聞いてきますから。最後は耳を塞いで無視したとしても、誰も攻めれないよ。

 

②ググって、答えを教える
便利な世の中になりました。ググってわからないことはない。もし、分からなければ多分誰も分かっていないと答えられるかもしれません。

 

私自身はスマホが子供時代からあったわけではないので、受け入れずらいですが、生まれた時からスマホに触れている世代にとっては、良い対応かもしれません。

 

上手に調べないと答えは出てこないですからね。

 

③一緒に考えて、悩んでみる
何か親として答えを教えてあげなければのプレッシャーから、①の適当に対応に流れそうになっていました。しかし、親だって人間だし、わからないことがあってもいいやと開き直りました。

 

正直に、子供に「お父さん、わからないなあ。息子はどう思う?」という対応したり、「お父さんは、こう考えてみたよ。これは合っていると思う?」と一緒に考え、悩んでみています。

 

最近の一緒に考えていることは、「電車の扉が閉まっている状態で、扉と扉の間の黒いゴムの部分に隙間がある扉と、隙間がない扉があるです。」

 

これを一緒に悩んでいます。

 

最近の調査で(電車で子供と出かける)、扉が隙間がなくぴったり閉まっている電車は古い車両であることが分かりました。新しい車両に隙間があるようです。

 

少し飛躍して考えると、通勤ラッシュなどで、服や鞄などが挟まれた時に、隙間があれば抜くことができる。隙間がない場合はずっと挟まれた状態になる。

 

このずっと挟まれた状態は、昔の漫画で制服が扉に挟まれたまま、逆側のドアしか開かない区間でずっと降りられなかったみたいなシーンを思い出しました。

 

もしかしたら、最新の車両では、こんなことは起こらず、今の子供たちは、全然笑えないかもしれません。

 

と言った具合に子供と一緒に色々と考えて楽しんでいます。

 

この仮説はググっていないので本当の答えかはわかりません。

 

①~③まで何が正しいかなんてわかりません。それぞれの人が自分の価値観で判断して選べばよいかと思います。

 

でも、電車の扉の隙間だけは確認してください。意外な発見になるかもしれません。